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第4回:成長するって? 心の成長 ・ からだの成長

今回は心とからだの成長についてお話したいと思います。

子育てをされているお父さんお母さんにとって、子どもの成長というのはとても嬉しいものですよね。

目に見えてわかるのは、からだの成長です。 赤ちゃんの体重は数か月で何キロも増えていきます。 身長もどんどん大きくなってびっくりする程の成長ぶりです。 体は大きくなるばかりでなく、色々なことが出来るようになりますね。 泣いてばかりの赤ちゃんが、お母さんを見て笑う事を覚え、寝返り、おすわり、ハイハイ、つかまり立ち・・・ と日々成長していきます。

小学4・5年生にもなると、今まで細かった子はふっくらとしはじめ、またぽっちゃりしていた子は、背が伸び細くなってきたりします。
体が少しずつ大人へと変化していくのです。 子どもは毎日成長し色々な事を学んで大きくなっていきます。

では、心はどうでしょう。
心の中は、目には見えませんが、心も同じように幼少の頃から大きく成長しています。

特に幼少期の子どもは、自分中心だと思いがちですが、2歳~3歳になると私たち大人が思っているよりもしっかりと心が成長しているのです。

これは、2歳の男の子のお話です。

男の子は、毎日お母さんと一緒にお昼寝をしていました。 お母さんも育児で疲れ、つい一緒に眠ってしまったそうです。 お母さんが眠ってしまった後、2歳の男の子がお漏らしをして目が覚めたのです。 普通なら、隣の母親を起こし着替えさせて貰うのですが、その男の子は眠っている母親を起さず、自分で濡れているズボンを脱ぎ、着替えようとしていたそうです。 この事からも、2歳の子どもでも母親を気遣う心を持っている事が分かります。 そして、子どもは両親に遠慮していることも多々あるのです。 遠慮する事を教えなくても、心で感じ頭で理解しています。 大きな成長です。

生後6、7カ月から始まると言われる人見知りも立派な心の成長です。 知っている人と、知らない人を瞬時に見分けて、不安に感じ、泣くという方法で周囲に知らせています。 今まで誰にでも抱かれていた赤ちゃんが人見知りで急に泣きだし、驚かれるお母さんも多いのではないでしょうか? 赤ちゃんは誰に教えられたわけでもなく、自分自身で感じ泣いているのですね。 素晴らしい成長ぶりです。

そして、反抗期。
人によって違いはありますが、子どもが成長する上で、2~3回の反抗期が訪れます。 反抗期は、精神的成長の過程で、反抗的傾向を示す時期です。 反抗期に直面すると毎日が苦痛だと感じていらっしゃるお父さんお母さんも多いと思いますが、自分自身の殻を破ってひとまわり大きくなる為に周囲に反抗し、色々な方法を考え試す時期でもあります。 このように心が成長する為にはどれも全て必要な時間ですので、子どもと同じレベルで言い争わず、子供の成長の過程に、親がどのように関われるのかを念頭におき、反抗期も成長過程1つなのだ、とゆったりとした気持ちで接してみて下さい。
大人が子どもをしっかり支えてあげる事で、子どもは心を発達させ、成長していくのです。

 

 

 


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