12月のテーマ 「ねぎと白菜」

  鍋物に欠かせない野菜の一つであるねぎの栄養成分は白い根の部分と緑色の葉の部分に分かれています。白い部分には栄養成分として、免疫力を高めて風邪やがんの予防に効くビタミンC、体内の余分なナトリウムを排出させて血圧を正常に保つカリウム、イライラの解消や骨を丈夫にするカルシウムなどが含まれます。また、ネギオールという殺菌・抗ウイルス作用を持つ成分も含まれ、風邪のウイルスなどを撃退するはたらきがあります。さらに硫化アリルという成分も入っており、血液を浄化して血行をよくするほか、血糖値を降下させる働きがあるため、糖尿病予防にも有効です。

 緑色の葉の部分には、目や皮膚、粘膜などの健康を維持し、強い抗酸化作用で風邪やがんを予防するカロテンや、ビタミンC、カルシウムが含まれています。ねぎを購入する際には白い部分が長く、固くしまっているものを選び、葉は先の方まで鮮やかで濃く、ピンとしているものを選びましょう。ねぎを保存するときは、立とうとする習性を活かし立てて新聞紙に包むか、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

 同じく冬が旬である白菜にはビタミンCやミネラルであるカリウム、カルシウム、マグネシウムの他にアブラナ科(大根、かぶなど)の辛味成分であるイソチオシアネートなども含まれています。イソチオシアネートは、消化をよくする作用や、血栓ができるのを防いだり、ガンを予防する作用などがありますので美肌効果、風邪の予防、便秘の改善、利尿作用、動脈硬化やガンの予防などに効果があります。

 また白菜の栄養成分はキャベツと似ていますが、キャベツに比べて糖質が少なくカロリーが低いので、ダイエット向きの食材とも言えます。

 白菜を購入する際には葉や茎に黒い斑点がついているものは避け、しっかり葉が巻いているずっしりしたものを選ぶようにしましょう。また芯の部分切り口が盛り上がっているものは切ってから日にちがたっている証拠なので盛り上がっていないものを選びましょう。  まるまる一個の白菜は、新聞紙で包んで、冷暗所で立てて保存すれば半月は持ちます。カットされた白菜や使った白菜は、ラップに包んで、冷蔵庫で保存しましょう。また、株の根元にたての切り込みを入れると、白菜の成長を止めることができ、鮮度が落ちるのを抑えることができます。


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