2月のテーマ 「八朔とセロリ」

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八朔(はっさく)は、日本原産のみかんです。江戸時代末期に広島県因島市田熊町の浄土寺で原木が発見されたそうです。

 八朔は果実が文旦に似ている事から、八朔は文旦の雑種と言われています。八朔は、旧暦の8月1日(現在の9月下旬頃)から食べられるという事から、(八朔【朔】はついたちと読みます)という名称が付けられました。現在八朔が収穫されるのは、12月下旬と時期がまったく違うのに八朔という名前が付けられたなんて、不思議ですよね。

 八朔の皮は厚く、剥きにくい上、ジョウノウもしっかりとしていて、剥かなくては食べられません。しかし、その果肉は歯ごたえがあり、適度な甘さと酸味を持っています。また、少し苦味もあり、全体として八朔の特徴的な味わいがあります。 収穫した後、酸を抜くためにしばらく貯蔵してから出荷されます。八朔は色が明るい橙黄色で、茶色い部分が無く、ヘタの部分が緑色の物、そして手に持った時にずっしりと重みのあるものを選びましょう。香りも重要な要素です。爽やかな香りの中にしっかりと甘い香りがあるか確かめてください。八朔は、ビタミンCを豊富に含んでおり、シネフィリンとともに風邪予防にも大きな効果があります。また、クエン酸も含んでおり、体内の酸性物質を減少させる効果や、疲労回復と血をきれいにする働きがあります。保存するときは、冷暗所においておくだけでも2~3週間は大丈夫でしょう。気温が高い場合や、暖かい部屋しかない場合は、ラップで包んで冷蔵庫に入れてください。ハッサクの皮は厚みがあり固く剥きにくいので、ナイフを使い、上下の部分を厚さ1cm近く切り落とします。更に皮の厚さ分、二本ほど上から下に向かって切り込みを入れると剥きやすくなります。八朔はそのままデザートとして食べるのが一般的ですが、剥いた皮ではピールチョコなどに利用できます。また、ドレッシングやソース的に使っても美味しい料理が作れます。

セロリは「セリ」の仲間で「オランダみつば」ともいいます。ceセロリは、ビタミンA効力やビタミンC、カルシウム・鉄分・マグネシウムなどのミネラルをセロリ特有の香りに含まれている精油成分は、口の中をさっぱりさせるので、油っこい料理に向き、生で食べると食欲増進効果があります。また精神安定や、頭痛にも効果があると言われています。イライラする時は、セロリの葉を入れたスープが精神を安定させるといわれています。セロリに多く含有されているカリウムは、現代人が過剰摂取しがちな余分なナトリウムを体外に排出する効果があり、むくみなどの解消に効果があります。サツマイモなどの芋類にもカリウムは豊富に含まれていますが、セロリの場合カロリーがほとんどありませんので、ダイエットにも効果的です。含み、強壮、整腸、鎮静などに効果があります。食物繊維も豊富ですので、便秘の解消やコレステロールを下げる作用があります。

さらに、セロリにはあの特有の香り成分である「アビオイル」「セネリン」などが含有されています。これらは精神を安定させる効果が非常に高い物質とされています。また、セロリの葉にはガン抑制効果のあるβカロテンや、免疫力を高めるビタミンC、疲労回復効果のあるビタミンB1、B2、血液をサラサラにする効果があるビラジンなどが含有されています。セロリは、薄く皮をむいて生のまま食べるのが一般的ですが、スープや煮込み、炒め物にも向いています。肉類と相性がよく、つけ合わせに最適です。レバーと一緒に調理すれば、におい消しの効果があります。葉の部分には、茎よりも多くの栄養分が含まれていますので、調理に利用するようにしてください。葉は佃煮や天ぷらがおすすめです。セロリ独特の匂いが気になる時は牛乳を加えたスープにするとよいでしょう。セロリを選ぶときは、茎が太くて肉厚、内側のくぼみが狭いもの。香りが強く葉が青々としていてパリッとしているものが良質です。押すとへこむようなものは、避けましょう。保存するときは、葉と茎に切り分け、葉はラップして立てたまま冷蔵庫で保存しましょう。茎はコップに水を入れ、根元をさしておきましょう。


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