SORA Japanese School - サンフランシスコ・ベイエリアの日本語教室 - > 食育 > 4月のテーマ 「パセリとアスパラガス」

4月のテーマ 「パセリとアスパラガス」

 

121033765584316318308パセリはハーブの一種で、料理のつけあわせや、ブーケガルニ、スープの香りづけなど、幅広く使われている野菜です。パセリは、一年中出回っていますが、春のパセリは葉がやわらかく、香りが良いと言われています。

 パセリの栄養分は、βカロテン(ビタミンA)とビタミンCが非常に多いことで知られています。その他に、ビタミンE、ビタミンB群、ミネラルも多く含まれています。まず、βカロテン(ビタミンA)は、人参にはおよびませんが、野菜の中ではかなり上位の含有量です。βカロテンの効能は、粘膜や皮膚の健康を保ち、外部からのウィルスや細菌の侵入を防いで、抵抗力のある体を作ります。また、光を感じる「ロドプシン」という物質の材料で、眼の機能を守り暗い所で視力が落ちる、夜盲症(とりめ)を予防します。その他にも、食欲増進、疲労回復、発汗、利尿、保湿効果や、免疫力を高めてガンの発生を抑えたり、心臓病や動脈硬化を予防する効能もあります。パセリを1本食べると、ビタミンCは1日の必要量の半分、カロテンは30%摂取できます。また、鉄分を多く含んでいるため、貧血の人にも有効です。さらに、食中毒を防ぐほか、食後に一口食べれば口臭が消える効果があります。消臭効果のある香りは、精油成分のピネン、アピオールというものです。ニオイの強い食べ物や脂っこいものを食べた後にパセリをつまめば食後の口直しになります。

 せっかくの栄養豊富な野菜ですから、細かく刻んでスープに入れたり、料理にふりかけて使うなど工夫するとよいでしょう。パセリの香り成分は、バターの臭いを消す効果もあります。パセリは乾燥に弱い野菜です。長期保存をするときは、みじん切りにして保存袋に入れ、冷蔵庫で保存するのがよいでしょう。短期保存するときは、軽く水洗いしてよく水を切って保存袋に入れ、野菜庫で保存すれば、栄養、ビタミンはあまり失われません。

 

 

asupara

 アスパラガスには年2回の旬があります。春アスパラは根に蓄えた養分だけで地上に芽を出します。 みずみずしく大地のミネラルを蓄えた春アスパラは春野菜の代表です。

アスパラガスは、βカロテン(ビタミンA)、ビタミンC、Eなどの栄養が豊富に含まれ、美容に良いということで、女性に人気がある野菜です。アスパラガスのβカロテン(ビタミンA)は、皮膚や粘膜を健康に保ち、美肌効果がある他、眼の機能を正常に保ち、夜盲症(とりめ)を予防する効能がある栄養です。また、免疫力をアップして、ガンや生活習慣病を予防する効能もあります。ビタミンEには、血液中のコレステロールを減らし、血行を良くして、女性ホルモンのバランスを整え、生殖機能を保護する効能があります。また、女性に多い冷え性や肩こり、生理痛、不妊などを改善する働きもあり、別名「若返りのビタミン」とも呼ばれています。アスパラガスには、これらのビタミンの他にも、「アスパラギン酸」と「ルチン」という栄養成分が含まれています。アスパラギン酸は、新陳代謝を活発にして、たんぱく質の合成を助けて、美肌効果や疲労回復などの効能があります。グリーンが濃い春アスパラは、特にミネラルやビタミンCが豊富です。根本の少し硬い部分も薄く皮をむき利用しましょう。アスパラガスは、甘みが強く、しっかり加熱する調理に用いても味が引き立ちます。アスパラガスの先端にはルチンが豊富です。ルチンは”蕎麦(そば)”にも含まれている栄養成分で、毛細血管を丈夫にして、出血しやすい人や動脈硬化、高血圧の人に効果があります。また、アスパラガスが名前の由来であるアスパラギン酸も多く含みます。カロテン・ビタミンC・ビタミンE、葉酸、食物繊維を含み、特に根本にはプロトディオシンが豊富です。

アスパラガスを選ぶ時は、太くまっすぐ伸びていて、穂先がしまっているものを選びましょう。アスパラの穂先が紫がかっているものはアントシアニンという色素があるためで鮮度とは直接の関係はありません。アスパラガスの短期間の保存はラップに包み、冷蔵庫に立てて保存します。長く保存したい時は、レンジで40秒程度加熱してから冷凍します。袴は実はアスパラの葉です。柔らかいのでそのまま利用できますが、しなび等が気になるようでしたら取り除いてください。古くなったものは筋が多くなりますが、新しくても根本付近は筋があります。手でポキッと折れるところから下はピーラーか包丁で表面の皮をむくと美味しく食べられます。緑が濃すぎるものは畑で長時間たっている場合があります。


Page Top