5月のテーマ 「そら豆とわかめ」


soramame初夏の訪れを知らせてくれるそら豆。店頭に出回る期間は短く、6月中旬から7月で、この時期にしかほとんど売られることがないため、初夏を感じることができる食材です。さやが空に向かって伸びることから「そら豆」と名前がつきました。

そら豆の美味しさは3日だけといわれるほど鮮度に味が左右されます。そら豆は栄養面ではミネラル、ビタミンともに豊富で、とりわけビタミンB2は豆類の中でトップクラスです。そら豆の主な成分は、タンパク質とデンプンですが、ビタミンB1やB2、C、鉄分なども豊富に含まれる優秀素材です。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きがあり、疲労回復に役立ちます。食物繊維もたっぷり含まれるので皮ごと食べましょう。また、コレステロール低下作用があり、貧血、心臓病の予防効果が期待できます。そら豆は、やわらかな口当たりと、ほのかな甘みと、綺麗なひすい色は、初夏の食卓を彩ります。

食べ方として一般的なのは塩ゆで。まめの黒いつめの部分「お歯黒」に少し切れ目を入れて塩ゆですると、冷めても皮にしわがよらず、きれいにゆであがります。その他、さやごと網で焼くと中が蒸し焼き状態になり、旨みがアップ。さやごと焼く場合は、さやが破裂しないように切れ目を入れておくのがポイントです。塩ゆでしてそのままおつまみにも合う他、そら豆ご飯、煮物、炒め物などにもおススメです。調理のポイントは豊富なビタミンB群を効率よく摂取するために、茹で汁なども残さず使えるようにしたいですね。また、米と一緒に炊き込めば、白米に不足しているB1やB2が補えるのでおススメです。ビールのおつまみにもぴったり。そら豆に多く含まれているビタミンB1は、糖質やアルコール、疲労物質といわれる乳酸を分解してエネルギーに変えるのを助けます。つまり、お酒に含まれる糖質やアルコールをそら豆に含まれるB1が分解してくれる、身体にもおいしい組み合わせなのです。

wakame

ワカメが採取される時期は春先です。この時期のワカメは生で食べられるので、「刺し身わかめ」ともいわれ、とてもおいしいものです。海水にはミネラルが多く含まれているため、海藻には陸上の植物より多くミネラルが含まれています。ミネラルは、腸の老廃物を取り除くとともに、血液をきれいにします。また髪質をよくする成分もあり、肌や髪の毛をきれいにします。ワカメにはコレステロール値などを下げる食物繊維が豊富なため、コレステロールが気になる脂肪の多い肉や卵と一緒に摂ると、コレステロールの排出が促されて動脈硬化の予防に役立ちます。

ワカメは、海藻類の中でも一番多くカロチンが含まれています。カロチンは、プロビタミンとも言われ、その3分の1が体内でビタミンAに変わります。ビタミンAが不足すると、肌がガサガサしたり、ニキビや吹き出物が出来やすくなります。

ワカメを食べる場合は、サラダと一緒に植物油を含むドレッシングなどをかけるようにしましょう。これは、ビタミンAが油にとけやすいため、油と一緒に取ることで、より体内に吸収されやすくなるからです。レモン汁を加えたり、イチゴなどのフルーツをのせて、同時にビタミンCを取ると、より効果的です。ビタミンCの美肌効果だけでなく、ワカメに含まれるカリウムやカルシウムの吸収がグンとアップします。ビタミンAを摂取することで、肌荒れやニキビなどの肌のトラブルを防ぐことができるのです。又、ダイエット食としても万能なワカメは、量を増して、満腹感を高めるために結果的に低カロリーな食事となり、炭水化物や脂質の吸収を遅らせて、体脂肪になりにくくします。ワカメは、ビタミンバランスも良く、食物繊維も豊富で、まさにダイエットには最適の食材です。その他、女性にとって妊娠や出産は体にも負担が大きく、大きなエネルギーを必要とします。わかめには血液を浄化したり、血液をサラサラにして流れをスムーズにする作用があり、産後の悪血をおろすのに効果もあります


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