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6月のテーマ 「さくらんぼときゅうり」

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近年、季節を感じる野菜や果物が少なくなりましたが、初夏の限られた時季にしか出回らない季節感あふれるさくらんぼ。

ブドウ糖などの糖質を主成分に、カリウム、鉄、リンなどのミネラル成分や、カロチン、ビタミンB1、B2、Cなどが含まれています。さくらんぼの果実に含まれるカリウムには、体内のナトリウムを体外に排出する働きがあり高血圧の予防になるうえ、利尿作用もあり、むくみや慢性腎臓炎などに効果が期待できます。また、コーヒーや紅茶を日に何杯も飲む人はミネラルが不足しやすいので、そんな方にもお勧めです。

主な薬効として疲労回復、貧血、疲れ目、美肌などが挙げられます。また、最近のアメリカの研究で、アメリカンチェリーのジュースには、歯垢の形成を阻害して虫歯を予防する成分が含まれていることも報告されています。さくらんぼ酒は、疲労回復や虚弱体質の改善に効果があり、痛風や手足のしびれなどにも 薬効があるといわれています。さらに、さくらんぼは、カロチン(ビタミンA)を含んでいることから、疲れ目の 予防、解消にも効き目があります。 美容に関しても、細かくつぶしたものを顔に塗り、約10分間そのままお肌になじませ、洗い落としますと小じわの予防になります。

美味しいさくらんぼの見分け方は、軸が緑色で、しっかりついているもの、実が丸くて張りとつやがあるものを選びましょう。日もちがしないので、早めに食べきってしまいましょう。砂糖漬けやジャム、ソースにすると、しばらく風味を楽しめます。 旬は6~7月で、日本国内では山形県を中心に東北産や山梨のものが多く出回り、また5月ごろから、カリフォルニア産の大粒のさくらんぼも全米各地、又は日本国内でも大量に出回りますので、初夏のこの時期、さくらんぼファンにとってはこたえられない季節といえるでしょう。

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  日本では昔から野菜として栽培されているきゅうり。90%以上が水分で、カリウム、カルシウム、ナトリウムを適度に含んでいるので、体に負担をかけることなく水分補給ができます。ピラジンという成分も含まれており、血が固まるのを防ぎ、脳梗塞や心筋梗塞の予防治療に効果があるといわれています。きゅうりの頭部には苦味成分であるククルビタシンCには、抗がん作用があるといわれています。

新鮮なきゅうりは、表面のイボが触ると痛いほどです。チクチクするくらいのイボがあり、濃い緑色で果肉が硬く太さの均一なものを選びましょう。しかし、乾燥と低温に弱いので、2~3日で食べきるようにしましょう。野菜専用のポリ袋に入れて冷蔵庫に保存すると良いでしょう。主として生のまま酢の物、和え物、漬け物、サラダにして食べることが多い野菜ですが、実は炒め物や煮物にしても美味しく食べられます。漬け物にするなら、糠漬けがお勧めです。糠漬けにすると糠のビタミンB1が染み込んで含有量が8倍になります。ビタミンB1は疲労回復の働きをしてくれます。また、ぬか漬けや味噌漬けは、夏の暑い時期、夏バテで低下した食欲を増進させ、整腸作用があるので、胃炎などであれた粘膜にもやさしく作用してくれます。

 きゅうりに含まれるカリウムには、体内の不要な塩分を排出し、血圧を正常に保つ作用があります。 高血圧や腎臓病の方が常食すれば、症状の改善が期待できます。 美容に関しても、きゅうりは昔からヘチマなどとともに美容効果に優れていると伝えられています。 きゅうりのしぼり汁は、ヘチマ水と同じようにそのまま化粧水として使え、特に脂性の肌の方に向いています。 スライスしたきゅうりを10分ほど顔にのせて置くだけでも、美容効果を得られます。 肌をみずみずしくし、特に、日焼けのあとに用いると効果的です。 目の上にのせて置くだけでも、目を冷やし疲れを取り、まぶたの腫れを解消してくれます。 軽いやけど、あせもなどの場合も、スライスしたきゅうりを患部に当てて冷やします。 おろしたものをガーゼに塗って、患部を湿布しても良いでしょう。ククルビタシンには、色々な種類ありますが、その中の一部には、抗腫瘍性の作用があることが知られています


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