3月のテーマ 「ひじき」

ひじき古くから“神様へのお供え物と”して使われていて、縄文、弥生時代から食べられていたと言われるひじきは通常3月から5月の間に取れる海藻のことです。その海藻を素干しし、後に煮込み、天日乾燥させたものがスーパーなどで販売されている一般的なひじきです。

食卓に並ぶひじきは黒色ですが、収穫前は黄褐色です。ひじきは出荷される前、通常2度見込みますが、1度目は深緑色、そして2度目煮終わると黒色に変わります。全長は約50cmから100cmにまで及び、海女さんや漁師が実際に磯に出て収穫します。日本では長崎県、千葉県、三重県の三県が名産地です。

ひじきには大きく3種類の分類があます。「芽ひじき」はいちばん有名な種で、草のように生えた海藻の葉っぱの部分のことを言います。「長ひじき」は茎の長い部分をいい、寒ひじきは別名「早どれひじき」ともいい、通常より早い冬に刈り取ったもののことを呼びます。

ひじきはたくさんの栄養素を含み、その中でも食物繊維は栄養素の半分を占め、鉄分もレバーの6倍、カルシウムは牛乳12倍もあります。カルシウムは骨や歯を作る栄養素で成長期のお子様には欠かせない食べ物です。その他にもビタミンAは皮膚や肌を健康に保ち、食物繊維は肥満や糖尿病などの生活習慣病の予防にも役立ちます。日頃取れないバランスのいい栄養もひじきを取ることによって十分補えます。

栄養価が高いひじきは“食べると長生きする”といわれており、それにちなんで9月15日敬老の日はひじきの日でもあります。

ひじきは乾物として扱われることが多いので、保存期間も長く、さまざまな料理に加えることで味に深みが出ます。不足がちな栄養素もひじきを加えることで補われます。豆腐ハンバーグや卵焼きに入れるなど工夫次第で少し変わった1品となるでしょう。

ひじきを白米に混ぜた、混ぜご飯としても、とてもおいしく食べることが出来ます。ぜひ、旬のひじきをお召し上がりください。

 


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